パーキンソン病にも効果
水素水の研究ではパーキンソン病でも非常に効果を確認できています。
難病に指定されているパーキンソン病は、一般の人には馴染みのない病気かもしれません。症状としては動作が緩慢になり、手足の震えが起こり、筋肉が硬くなっていく進行性の疾患です。
パーキンソン病は進行すると姿勢を保てなくなり、顔の表情にも影響が出てきます。その状態は声が小さくなったり、表情が乏しくなります。
発症は中高年で多く見られることが多いが、若年で発症する場合も見られます。基本的な治療法としては薬物療法が行われますが、長期の薬物治療は幻覚が発生することもあるようです。
パーキンソン病に対する試験
パーキンソン病の治療において「順天堂大学」は他より研究が進んでいるといえます。
そして順天堂大学ではパーキンソン病は酸化ストレスが関与している可能性から、水素水の効果をみる試験を始めました。
パーキンソン病はミトコンドリアの異常やフリーラジカルの影響を受けている可能性があり、水素水の持つ作用によってパーキンソン病に関与している、酸化ストレスを取り除く作用があるのではないかと考えたのです。
試験結果は改善効果あり
18名のパーキンソン病患者に対して、9名には1日リットルの水素水(1.6ppm)を与えました。残りの9名には普通の水を48週にわたって与え続ける方法で行われたのです。
結果、水素水は安全にかつ、パーキンソン病の改善に効果があることが証明されたのです。動物による疾患モデルだけでなく人によって効果を得ることが出来たのです。
今後もさらに水素の効果によってパーキンソン病患者に改善が見られることが期待できます。