生活習慣病に水素水が効果的
水素水が持つ抗酸化作用について2007年に「ネイチャー・メディシン(Nature Medicine)」に掲載されてから、老化や病気の悪化に関係する活性酸素が水素によって除去されることが世界中で認知されるようになりました。
さまざまな病気の予防や治療に活用できると期待されるようになった水素水は、当然の流れとして病気の治療や予防に取り入れることが行われるようになりました。
生活習慣病に対する期待
京都にある生活習慣病の治療をおこなっている「梶山内科クリニック」の梶山静夫院長は、2007年に糖尿病学会で糖尿病予備軍の方たちの血糖値に変化があったレポートを出したのです。
内容としては、驚くことに次のような変化があったのです。
このような結果が出たことで「梶山内科クリニック」では、水素水を生活習慣病の改善のために積極的に取り入れているのです。
また糖尿病予備軍だけではなく、次のような病気でも明らかな効果がみられているのも注目です。
- 糖尿病
- 動脈硬化
- メタボリック症候群(内蔵脂肪型肥満に高血糖・高血圧・脂質異常症のうち2つ以上が合併した状態)
- 心筋梗塞・脳梗塞
水素水でインスリン効く
メタボリック症候群が原因になって生活習慣病を引き起こすのは、体内でインスリンが分泌されてもインスリンが効かなくなることが要因です。この様にインスリンが効かなくなることを「インスリン抵抗性」といいます。
そしてインスリン抵抗性から高血糖・高血圧・高脂肪になります。もしもインスリン抵抗性を改善できれば、生活習慣病の予防ができる可能性があるのです。
インスリン抵抗性を改善する可能性のひとつとして「水素水」に注目が集まっているのです。驚くことに水素水を飲むことによってインスリンが効くようになるのです。
■インスリン
インスリンは血糖値の恒常性維持に重要なホルモンである。血糖値を低下させるため、糖尿病の治療にも用いられている。逆にインスリンの分泌は血糖値の上昇に依存する。
出典:ウィキペディア
このように水素水が持つ可能性はすべての病気の元となる要因に効くことが考えられます。そのため各分野で研究が進められて色々な検証がされているのです。