ミトコンドリアとは

私たちが生きていくうえで必要なエネルギーを作り出す器官が「ミトコンドリア」です。

食事により摂取した「糖分」を元に、呼吸で取り入れる「酸素」と反応させエネルギーを作り出すのが「ミトコンドリア」というわけです。

ミトコンドリアの大きさ

ミトコンドリアは直径約0.001ミリメートル、細胞の中で増殖や分裂を繰り返します。

ミトコンドリアも小さいですが「水素」はその10000分の1しかありません、水素がいかに小さいか分かると思います。

活性酸素を生み出す

ミトコンドリアがエネルギーを生み出すときに、こぼれた電子が「酸素」にくっ付いて「活性酸素」が生まれます。

ミトコンドリアがはエネルギーを作るのに必要な器官ですが、ミトコンドリアの数が少ないとオーバーワークとなり電子がこぼれやすくなるのです。

そのこぼれた電子が多ければ当然ですが酸素と結合して、私たちの身体に良くない「活性酸素」が増えると言うことになるのです。

ミトコンドリアが多いと「活性酸素」が減る

ミトコンドリアが多いと「活性酸素」の元である電子がこぼれなくなります、つまり「活性酸素」の発生を抑制することができるのです。

そしてミトコンドリアは糖分からエネルギーを作り出すので、ミトコンドリアの量が増えれば肥満などの生活習慣病の予防に役立つことになります。

つまり活発なミトコンドリアが多くあれば生活習慣病の予防になり、多くの病気の元である「活性酸素」の発生を抑制出来るので、ミトコンドリアを増やすことを考える必要があるのです。

ミトコンドリアを増やすには

ミトコンドリアが増えれば良いことはわかると思いますが、どのようにすれば増えるのでしょうか?

ミトコンドリアを増やす方法は簡単なことで出来るのです、軽い運動をするだけでもミトコンドリアは増えるのです、姿勢を良くしたり運動前には食事をしない、マッサージなども効果的です。年齢に関係なく増やすことが出来るので心がけると良いでしょう。

活性酸素を減らすには

食事を急いで食べることや運動で言えば「無酸素運動」はミトコンドリアがオーバーワークになり「活性酸素」が発生しやすくなります。

お酒の飲み過ぎも注意が必要です、タバコも良くありません、不規則な生活をすることや睡眠不足についても「活性酸素」を多く発生させる原因になります。

そして現代社会で多い「ストレス」についても「活性酸素」を多く発生させる原因と言われていますので気をつけましょう。