活性酸素とは何でしょう?

私たちが生きていくのに必要なエネルギーは「ミトコンドリア」という器官で作られます、ミトコンドリアは私たちの食事から取り入れた「糖分」と呼吸により取り入れた「酸素」を反応させてエネルギーを作ります。

しかしミトコンドリアがエネルギーを作る時にこぼれた電子が「酸素」と結びつくことにより「活性酸素」が発生します。

活性酸素は健康の役に立つ「善玉活性酸素」と逆に害を与える「悪玉活性酸素」の2種類あります。

善玉活性酸素には免疫、殺菌や生理活性などの効果があるので必要なものになりますが、一部の活性酸素が酸化力が強くなりすぎて、無差別に何でも酸化させる「悪玉活性酸素」になるのです。

悪玉活性酸素は無差別に細胞や遺伝子を傷つけ、私たちの身体にダメージを与える事になります。老化や病気の原因は「悪玉活性酸素」と言えるのです。

私たちの身体が老化を起こす、つまり「さび」てしまうことの原因が「悪玉活性酸素」であるのです。

悪玉活性酸素を取り除く「水素」

私たちの身体に悪影響を及ぼす「悪玉活性酸素」だけを取り除くことができるのが「水素」なのです。

水素分子には「抗酸化作用」があるのですが、炎症を抑える効果の「抗炎症作用」やアレルギーを抑える効果の「抗アレルギー作用」もあります。

現在は研究段階ですが酸化、炎症、アレルギーは密接に関わっている事が分かってきました。「活性酸素」を取り除いてやれば様々な事の改善ができることが分かってきたのです。

病気の原因「活性酸素」

現在いろいろな取り組みが行われている水素事情ですが、病気の根本に「活性酸素」の存在が大きく関わっているのは常識になりつつあります。

まずは「活性酸素」をどのように取り除くかを考えることが健康を考えることで一番の近道であるのかもしれません。